いよいよ田植え!命喜ぶ田んぼ
いよいよ田植え。だがしかし!
畑づくりや自給自足を柱にしたコミュニティづくりを始めた私ですが、田植えも人生でたったの二回目という。
人生初の田植えは、生活クラブのお米生産者さんの田んぼで、長女が2歳のとき。
泥こわい!泥こわい!と怯えまくる娘を夫と交代交代で抱っこし、合間に田植えを経験させてもらいました。
そして、今回!
第二子の息子が、こわい!こわい!と泣きじゃくり、地面に降りられず(泣)
さすが、きょうだい。
予想を裏切らない。(笑)
でもまぁ息子、田植えはできなかったものの、ちょっぴりでも田んぼにはだしで入る経験ができてよかったよかった!(ずっと泣いてたけど)
お姉ちゃんは、見違えるように田植えに積極的に参加!
真剣な眼差しに、母ちゃん感動やー。
きっと、息子もこうなる日がくるね。
大地とつながる。歓喜する心とからだ!
ならんで植える一人一人の姿は、まさに一球入魂ならぬ『一植入魂』。
列が乱れないように、ロープを持ってくれたのは、田植え歴の長いお二人。
でも関東の田植え経験が長く、北海道では初めて、と。
初めての人も、初めてじゃない人も、1から作った田んぼに、まだ小さな稲を植え付けるこの瞬間は、ワクワクとドキドキか入り混じっていたことと思います。
田んぼの底って、深い泥状で、足を踏み入れるとズブズブとどこまでも沈んでいきます。
足を引き抜こうと思ってもなかなか抜けない。
ふつうの長靴ではスムーズに歩くことができないんですよね。
田植え用の靴もあるみたいだけど
田植え長靴 田植え靴 ゴム長靴 指付 らくらく長靴 大地 351 アトム SS〜3L 価格:3,539円 |
なかなか、田植えのためだけに買う人も少ないかもですね。
ちなみに初めての田植えでは、靴下で入ることをおススメされました。
ケガとか感染症も、なくはないのかもしれないですが
でも、自分たちで食べるお米を育む大地のエネルギーを、今回ばかりはしっかり直接感じてみたい。
普段はゴム靴で遮断されていて、それを感じる機会が少ない現代人。
本来は人間も自然の一部なのに、大地から離れた暮らしになってしまっている現代は、『不自然』な状態といえます。
大地に直接触れることを、『アーシング』ともいうけれど、身体に過度に帯電した静電気を逃がすだけでなく、大地から湧き出る生命エネルギーをしっかり取り込むことができるそうで!
家電のアースだけでなく、自分もアースしなきゃなんないのですよね、本来は。
体のリラックス効果や治癒力も高まるんですって。
それは体感として、ほんとだと思ってます。
私は田んぼの中や、土の上に裸足で立つと、途端に『息』を深く吸い込める感覚になって、すぅっと視界が広がります。
身体の真ん中を風が通り抜けていくような!?爽快感。
作業していても疲れが溜まる感じがしなくて、むしろ生命力がみなぎる感じ!
土に根差す生き方を止めてしまってはもったいないです、現代人(笑)
ちなみに、それでもなかなか大地と繋がるのが難しい人は、画期的なアーシンググッズもあるのでぜひこちらをおススメします!
我が家もお世話になっている『銀河電力イオテクノロジー』さんです。
たくさんの苗は
苗は自然栽培の米農家さんから、たくさんいただくことができて、とても贅沢な田植えとなりました!
心から感謝です。
贅沢にも残ってしまった苗は、溜め池の浅いところにも植えて、近くの小さな水たまりにも植えて!?
陸稲(おかぼ)の実験。
水を溜めた田んぼではなく、畑に稲を植えて育てる方法もあるそうです。
さらには、家にも持ち帰ってミニ田んぼを作り、うちでも田植えができちゃいました。
稲に足音を聞かせてあげるということ
楽しすぎた、みんなとした田植え。
植えてから数日はほんとにドキドキ。
水が足りてるか?
多すぎないか?
冷たすぎないか?
この時期の田んぼの水の管理は、デリケートらしい。
毎日は田んぼに通えず、お百姓さんが様子を見てくれて。。。おんぶにだっこ。
田植えから一週間もたたないある日のこと、「苗が弱ってる」と報告が。
急いでかけつけてみると、緑だった苗が白くなっている!
場所によって、水に浸かりすぎて溺れかけているものや、苗の支えが弱くてうまく根を張れなかったもの…
たぶんそんな理由でヨワヨワしいお姿に(T_T)
すぐさま、先日植えきれなかった苗から強そうなのを選び、弱った苗を支えるように2~3株植え付けてみることに。
また、北海道は分けつしづらいということもあるらしいので、株間にもさらに植えて、風に強くなることを期待。
この日は息子は幼稚園!(登園拒否だったけど稲が大事でおいてきた。。)
なんと、ここにきてこんなにたくさん田植え体験を独り占め!?できるとは!(笑)
しかし、これでもうまく育たなかったら!?と、不安とプレッシャーが押し寄せる。。。
内心そんな思いを抱えていたところに、助っ人現る!
ちょうど、余った苗を引き取ってくれるというかたと会うことになっていたのです。
そのかたは以前から、お百姓さんとも会いたがっていたということと、私にここの町の魅力を教えてくれた経緯もあったかたで、こうして一緒に田植えをしてもらえたことが嬉しくて!!
田植え経験も長いかたなので、植え方も改めて教えてもらうことができて、なんとも心強かった。
人の繋がりにある可能性ってすごいです。
そうして、補強された苗たちはその後ぐんぐん生き返り、再び青々としてきました。
数日後、米ぬかを仲間と蒔いたらまた急成長!
「ぐんと伸びたぞー!」と、お百姓さんからも嬉しい連絡が\(^o^)/
稲は、人の足音をたくさん聞かせてあげるほど良く育つ、とお百姓さんに教えてもらいました。
だから、ここに来たときは必ず田んぼの周りを歩いて、声をかけるようにしました。
あいしてるよ~
ありがとう~
美味しいお米にな~れ
元気に育ってね~
ちゃんと聞いてるかな?