はんぺん!?今夜はおでん!?土着菌採集
2021年 春先に、自然栽培ならではの土づくりの方法も教えていただきました。
隣接している森の落ち葉の下にある土着菌(菌糸)を採取し、米ぬかと混ぜて『ぼかし肥料』を作ります。
この菌糸のかたまりを『はんぺん』とも呼ぶそう。
森の中であちこち探していると、どういうところで発見しやすいのかがだんだんわかってきます。
朽ち木の下や内部、日当たりの良い斜面の枯葉の中などによくありました。
好気性の菌なのか、水の多いところよりは空気の入りやすい場所が好みなのかな、と、菌の気持ちを考えながら探すとみつかりやすくなって、見つける度に「やっぱね!」ってひとりで勝ち誇っちゃいました( *´艸`)
微生物さんや、この菌ちゃんたちが、役割を終えて死んだ木や葉を土に戻してくれるんですね。
菌ちゃんたちの一生懸命な働きが垣間見えて、感謝の気持ちがこみあげてきます。
森の中にいると、こうした循環はそこらに見えてきます。
最初は山の斜面で、ぎゃーぎゃーわいわい探していましたが、夢中になってくると川のせせらぎ、小鳥のさえずりの音なんかが耳に入ってきて、心地良いのなんの。
森の癒し効果がすごかったです。。。
普段使わない筋肉や器官をいっぱい動かしたので、翌日は筋肉痛で「私にはここにも筋肉があったのか!」と再認識させてもらい。。。
生きてるって感じさせてもらいました。
面白いので、来年もやってみたいです♪
イラクサの天ぷらをお昼にいただき、美味しくてびっくり!
お土産にフキノトウや行者ニンニク(アイヌネギ)をお持ち帰り。
雪解けの香り、森の養分たっぷりの春一番の野草の味。
くせになるなぁ