【コミュニティ①】コミュニティがほしい!

 

自分たちの身を守るために

 

 子どもを産んでから身をもって感じたのは、お互いに支えあえる仲間がほしいということでした。

 

核家族の子育てには限界があるし、気候変動による自然災害や食糧危機は今後免れないとあちらこちらで聞くようになり、早急に暮らしの基盤を作り直したいと思っていました。

 

 

3.11の原発事故で誰もが直視せざるをえないことになったと思うのですが、行政や公共のライフラインにはもう依存する在り方ではいけないのだと感じていました。

 

 

そして2018年には、北海道胆振東部地震でブラックアウトを身をもって経験し、自分たちの身は自分たちで守るしかないという確信に至りました。

 

 

何か困りごとがあったときにはお互いに声を掛け合える、衣食住に必要なものを気軽にシェアしあえる、お互いに子どもを安心して預けあえる…

そんな、昭和のご近所づきあいみたいな信頼できるコミュニティがあったらなぁ。

 

 

そして、自分の家族とそのコミュニティの人たちが食べる分くらいの食べ物を自給出来たら、近年どんどん素性がわかりにくくなってきている市販の食べ物よりも安全性の高いものが食べられ、物流が止ったときなどには焦ることもないのかもしれない。。。

 

小さな規模でも仲間を作り、自立した生き方をしていきたいと思いました。

 

 

 

私の最初の仲間づくりは『生活クラブ』からでした

 

 

宅配生協の『生活クラブ』。

 

seikatsuclub.coop

 

トドックとよく間違われるけれど、それとは別です。


食の安全持続可能な世界をいつも真剣に考えている、日本一こだわりのある生協だと思っています。

 

子どもの離乳食の時期に、食べ物には配慮していこうと加入したのですが、組合員が主体になって運営していく生協なので、いろいろな活動があることを知りました。

 

そこが面倒くさいと、敬遠してしまう人もいるようなのですが、私はそこがスゴイと感動しています。(そこらへんの詳しいことはまた別に書きたい)

 

その頑固で堅実な理念と、食べ物の安全性はもちろん、扱っている食品の美味しさにはすっかりファンになってしまいました。

 

 

 

 運営側の活動にもちょこちょこと参加していた矢先、組合員同士の交流を深めるためのコミュニティづくりプロジェクトがある、という話を持ちかけてもらいました。

 

あくまで『組合員内』のことではあるのですが、チャンスの香り🌸がしました(笑)

 

 

生活クラブが好きという共通項を持った人たちとの活動ならぜったい楽しいし、なにより信頼できる人たちと集まってなにかできるということに、ワクワクが止らなくなりました。

 自分の思い描くコミュニティとマッチしそうな予感がしたんです。

 

 

ありがたいことにコミュニティのリーダーをさせてもらえることとなり、畑で野菜を育て、交流を深めるとともに、とれた野菜と生活クラブの食品とを合わせて野外調理して楽しむ会にしてみることとなりました。(これがまた、とっても楽しく盛り上がりました!)

 

 

 その頃、環境問題に対しとても危機感をおぼえ始めていたので、脱プラスチックにまつわるワークショップやエコ生活の情報交換なども同時に進めていくことにしました。

 

関心をもってきてくれた方たちは、純粋に問題解決のために行動したい、仲間と畑仕事するのが楽しそう!と、喜んできてくれた素敵なかたたちばかりで、とても心強いと感じました。

 

 

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環境に優しいバスボム(入浴剤)作りのワークショップ

 

 

畑のコミュニティのはじまりについて、次の記事で書きたいと思います