札幌のパーマカルチャー研究所①

 

 パーマカルチャー研究所との出会い



自然豊かで平和な未来をこどもたちに残したい、と思い描いているうちに、生き方そのものを考え直したくてたどり着いた『自給自足』『パーマカルチャー(持続可能な暮らし方)』という生き方。



物質的な不自由さを経験したことがない私にはまだまだ程遠い生き方だけど

きっとそんな生き方に近づけていくことで、自分自身が平和で穏やかで自分らしく在れると思いました。


そんな生き方をしている人たちとどうしても会って話して、学ばさせてもらいたいと思っていました。



そんな矢先、
情報を探っているうちに、ちらほら耳に入ってくるようになった


『パーマカルチャー研究所の三栗祐己さん』というかた。

 

よくよく知ってみると、どうやらこんな人らしいというのがわかりました。

 

  • 「みつくりゆうき」さんと読むらしい
  • 札幌の山奥で自給自足のプレハブ暮らしをしているらしい
  • 4人家族!お子さんがふたり!
  • タイのジャングルで暮らしていたこともある!?
  • 脱サラ経験者で、もともと普通の暮らしだったとな!?

 

 

 

個人的に、もともとサラリーマンで普通の暮らしをしていたということと、家族持ちだということがとても気になりました!

 

自給自足をされていても、けっこう単身や夫婦で、という方は見かけるのですが、我が家と同じ家族構成で同じ年ごろのお子さん(小学生)がいて、しかも冬は極寒の雪に閉ざされる北海道で、どうやって生き延びているのか……!!

 

奇跡的にも同じ北海道!暮らしぶりを知りたくてたまりませんでした!

 

即、連絡をとってみることにしました。

 

 

 

パーマカルチャー研究所とは!?

 

ホームページや、ブログ、動画配信で、『パーマカルチャー(持続可能な暮らし)』の概念を柱に、暮らしの提案や、自給自足的ノウハウなど、たくさんの情報を発信されています。

 

permaculture-lab.com

 

 
研究所は、所長は三栗さん、そして所員は奥様、お子さんふたり(*‘∀‘)
 
 研究所というと、スゴイ物々しい施設を想像したんですが、ご家族だけで構成されていて、施設!?はご自宅である『山奥のプレハブ』のことでした!
 
なんとも、ほっこり!一気に親近感が持てます。
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↑ 奥様が描いた、ご家族の顏の風船の絵もかわいいです
 
そして、自給自足している男の人というと、人里離れて常に自然の厳しさと向き合っている暮らしなわけですから、あまり人が好きでない野性味溢れる濃いキャラ(完全に偏見です、すみません💦)を一瞬思い浮かべるんですが、三栗さんはまったくそんなことはなく、とても友好的でさわやかな、ふつうの優しいお父さんという印象でした。
 
もとは普通の暮らしだったというだけあり、三栗さんのブログから見えるのは、毎日の自給的暮らしの全てが『実験』で『研究』であるということが伝わってくる、試行錯誤の連続です。
 
変化していくには、とても勇気がいるしエネルギーを消耗します。
それでも、ご家族みんなが手を取り合い、暮らしを作っていくことを心から楽しんでいて、暮らし方以前に、家族の在り方を考えさせられます。

 

 

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↑ 目が良くなりそうな一面緑の壮観な山景色!パーマカルチャー研究所はここに。

 

 

 

女性目線!奥様のブログも
私はつい母親目線で考えてしまうので、奥様の考えかたやお子さんたちへのかかわり方が最初に気になりました。
 
奥様もホームページ(妻ブログというカテゴリー)や、noteで日々のことを綴られています。
こちらはやはり、お母さんや女性視点の優しい文章です。
 
学校に行かないという選択をとっているお子さんたち。
そこに寄り添いきるお母さんの揺るぎない強さと愛情を感じます。
 

 

 

 

『遊暮働学』!その考え方、希望しかない

 三栗さんのライフスタイルの中心に「 遊暮働学(ゆうぼどうがく) 」という考え方があります。  私たち夫婦はこのライフスタイルにとても憧れを抱きました。

 

 ※パーマカルチャー研究所HPから引用↓  

 遊暮働学とは、パーマカルチャー研究所が目指しているライフスタイルの一つ。

遊(遊び)=暮(暮らし)=働(仕事)=学(学び)

「 ゆうぼどうがく 」と読みます。

暮らし、それ自体が遊びでもあり、仕事でもあり、学びでもある、

だから究極的に言えば、ただ暮らしていれば暮らしが回る、

そんなライフスタイルです。

 

 

 

 経済優先の物質的な豊かさにある幸せは、長くは続かないし、たくさんの搾取や犠牲の上に成り立っている。

それは心の奥底で求める本質的な幸せとはちがうと思い始めた私たち夫婦。

 

 だから、自分達さえ良ければ良いというこれまでの暮らしに罪悪感がありました。また、モノのために、まだ見ぬ未来の安定のために、『今生きている』という感覚を味わうことをせずに、収入のことばかりを考えて、仕事に多大な労力と時間を費やすことにも、大きなストレスを抱えていました。

 

 ほんとうに欲しいのは、世界中みんなが笑顔であることと、大好きな家族や友人との温かい触れ合いと、目の前のことを思い切り楽しみ、学び成長しながら暮らしを作っていく時間。 

 

『今』を大切にした生き方。

 

 幸せである『今』が積み重なっていけば、未来も幸せのはず。 

 

 まさに、『パーマカルチャー』的『遊暮働学』を求めていた!と、心が躍りました。 

 

そんな暮らしが、みんなの当たり前になったら、日本はもっと幸せ度の高い国になるだろうな、と考えただけでもワクワクします。

 

 

【コミュニティ③】子どもも楽しい!畑の活動

 

畑のコミュニティ始動

前の記事に書きましたが、2020年5月、呼びかけに応えてくれた心強い仲間と、ついてきてくれた新1年生の娘との3人で、スコップで原っぱの土を起こし、種をまいてみました。

 

畑の知識のないド素人の不安をよそにしっかり発芽し、成長を始めた野菜たち。

 

 

 

 

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すごいなぁ 

 

微生物のすむ土と水と光があれば、なんにもしなくても野菜ができてしまう。

 

 食べてみてさらにびっくり!

 

 

 

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形や大きさは不揃いでも、味は売り物に引けを取らないほどに美味しいです!

 

新鮮さに勝るものなし!

 

農薬や化学肥料や、出所のわからない市販の有機肥料は一切使っていないので、皮も茎もどこまでも安心して食べられます。

 

 

 

少しずつ参加メンバーも増え、手をいれるほどにどんどん畑は広がっていきました。

 

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流行り病に対しての世間の不安は広がる一方でも、こうして畑に集まる面々の表情はとっても喜びに溢れ、みんな必ず「楽しかった」「来てよかった」とうれしい言葉を残していってくれました。

 

土に触れてみてわかるのは、畑作業で疲労するかと思いきや、かえって気持ちがリフレッシュしたり自分自身の生命力が活性化していくこと!

アーシング効果ってやつですね!

 

そよ風や小鳥のさえずりをバックに、手先で草取りしながら仲間と話をしていると、緊張などの心のブロックも外れ、素の自分になってなんでも話せたり、とにかく気持ちが良い!

 

 

 

 

とれたて野菜をみんなで食べる幸せ

畑の管理は楽しく続き、夏には大根やブロッコリー、枝豆、紫蘇など

秋には芋類やかぼちゃ、大豆が立派にでき、収穫した野菜をそのまま外で調理し、みんなで食べることもしました。

 

 

とれたて大根サラダ、紫蘇のしょうゆ漬けごはん、ズッキーニやじゃがいもで何品もできましたし、落ち葉の焼き芋パーティも最高でした!

 

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 ↑ シャキシャキ感が半端ない!

 

 

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 ↑紫蘇の香りがすばらしい~!!永遠にごはんを食べられそうな、紫蘇のニンニク醤油漬け

 

 

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畑の豪華ランチになりました

 

 

 

 

 

↓北海道でこんなに立派なさつまいもがとれるなんてことにもびっくりの初体験です。

 

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↑落ち葉焚火を囲んで、大人はいつまでもおしゃべりを楽しみ、こどもたちはほくほくの焼き芋のあとに焼きマシュマロ。みんなの笑顔で寒さも吹き飛びました!



 

 

 

ついさっきまで土に生えていた野菜たちをその場で食べるという経験は、なんでもスーパーで買って完結のいまの時代には、とても鮮烈な感動を与えてくれます。

 

とれたてを食べるというのは…美味しいという一言では片づけられない

もうほんとに野菜の生命力をそのまま体に取り込むような、なんともエネルギー溢れる味なんですよねぇ!

 

その感動を、みんなで分かち合えるから、よけいに幸せに感じます。

 

 

 

普段食べないのに、この畑では食べられた!と苦手な野菜を克服した子もいました。

 

 自分で収穫して、自分で調理した野菜。食べないわけにはいきません~!

 

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夢の木のブランコ

 

終末は子連れ家族の参加も多く、お父さん同士力を合わせて、夢の『木のブランコ』や、廃材でトイレ小屋まで作ってしまいました。

 

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 ↑ ハイジのブランコ~!と、大人もはしゃぐ夢のようなブランコに!

 

 

 北海道の広大な大地に飛び込んでいくようなブランコです!

 

 

 

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↑ 栗の木の下のタイヤブランコは、良い木陰も作ってくれるし、みんなで乗れるので、ずーっと子どもたちは遊んでいます。

 

 

 

自由を制限されがちだった時期に、こうして大人もこどもも、自然のなかでは大きな声を出し本気で遊ぶ姿があって、お日様の下ではみんなが笑顔になれるマジックにかかってしまうようでした(*^-^*)

 

 

 

 

 

子どもと農体験

 

こどもと畑の中にいると、こどもはとても自然に近い存在なんだって感じます。

 

虫などの生き物にも、先入観をもつことなくかかわっていけるし、ただ走り回っているように見えて、実はとてもよく植物の成り立ちなどを観察していて、畑の成長に誰よりも敏感。

 

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私も知らないことだらけだし、自然の大きな循環の中ではオトナもコドモも同等です。

 

一緒に自然界の生命力に触れて、一緒に心育まれています。

 

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枝豆が大豆になっちゃうんだってことや、大根は間引きしないとこんなことになっちゃうんだってこと、キュウリやかぼちゃの茎がこんなにチクチクすれってこと……

 

 

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ひとつひとつに『えーー!!』と、こどもたち、驚きの大発見。

 

 

 

豆のさや外しと選別。

さやの中で優しく、でもしっかり包まれ守られている大豆たちに、次世代につなげようとする母の愛を感じます~

 

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カラカラに乾燥したさやから大豆を取り出します

 

 


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大人も子どもも、畑体験で生きる喜びをたくさん感じられます。

 

この日常をずっと続けていきたい!

 

 

【コミュニティ②】みんなの畑、始動

ドキドキの一声から始まった畑づくり


2020年5月

何年もほったらかしだった農地を、仲間のひとりと娘との3人で、スコップ一本で耕してみました

 

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草だらけの原っぱを畑に

 

人間界では年明けから流行り病騒動が続き、せっかく畑のコミュニティ始動の予定だった4月も、なにも始められずに終わってしまいました。

 

でも、自然界はなにも変わったことはなく、お日様は光を注ぎつづけ、草木は青々と生命力を増していく。。。

もどかしい気持ちが募ります。

 

たくさんの人が自粛要請という重々しい空気のなかで萎縮しながら過ごしていましたが、畑は種を植えなきゃ始まらんとです~!

 

家庭菜園ほぼ未経験虫も苦手だった私でしたが、ずっと引きこもってるより青空の下で人と会って畑仕事をしたほうが健康的だーー!!と…

 

いてもたってもいられず、勢いで仲間のひとりに、始めてみようと声をかけてみたのです。

 

 

社会全体が慎重になっているなか、思いを受け止め、呼びかけに応えてくれた仲間の気持ちが嬉しすぎて…いま思っても涙が出そうです。

 

それがなかったら、ズルズルと始められなかったかもしれないんだから。

 

感謝しかありません。

 

 

感謝とワクワクいっぱいのその日、なんとかできた小さな畑にとうもろこしや大根、かぼちゃなどの種を蒔いてみました。

 

ちゃんと芽が出てくるのか不安もあったけど、こんなに希望いっぱいの気持ちになれて、私はこの日を忘れられません。。

 

 

数日後…

心配なんてまったく要りませんでした~!

 

野菜の芽は、たくさん出てきてくれました(>_<)

 

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↑心配をよそに、たくさん花をつけ実を着けていきました

 

 

 この感動をたくさんの人と共有したくて。

声をかけ、少しずつ仲間も増えていきました。

人の手が入るほどに畑の範囲も広がり、いろいろな野菜が収穫できるまでになりました。

 

こうして私たちの畑の活動が始まりました!

 

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平日の草取りも、わきあいあい楽しい♪

 

 

 

 

 

 

 

【コミュニティ①】コミュニティがほしい!

 

自分たちの身を守るために

 

 子どもを産んでから身をもって感じたのは、お互いに支えあえる仲間がほしいということでした。

 

核家族の子育てには限界があるし、気候変動による自然災害や食糧危機は今後免れないとあちらこちらで聞くようになり、早急に暮らしの基盤を作り直したいと思っていました。

 

 

3.11の原発事故で誰もが直視せざるをえないことになったと思うのですが、行政や公共のライフラインにはもう依存する在り方ではいけないのだと感じていました。

 

 

そして2018年には、北海道胆振東部地震でブラックアウトを身をもって経験し、自分たちの身は自分たちで守るしかないという確信に至りました。

 

 

何か困りごとがあったときにはお互いに声を掛け合える、衣食住に必要なものを気軽にシェアしあえる、お互いに子どもを安心して預けあえる…

そんな、昭和のご近所づきあいみたいな信頼できるコミュニティがあったらなぁ。

 

 

そして、自分の家族とそのコミュニティの人たちが食べる分くらいの食べ物を自給出来たら、近年どんどん素性がわかりにくくなってきている市販の食べ物よりも安全性の高いものが食べられ、物流が止ったときなどには焦ることもないのかもしれない。。。

 

小さな規模でも仲間を作り、自立した生き方をしていきたいと思いました。

 

 

 

私の最初の仲間づくりは『生活クラブ』からでした

 

 

宅配生協の『生活クラブ』。

 

seikatsuclub.coop

 

トドックとよく間違われるけれど、それとは別です。


食の安全持続可能な世界をいつも真剣に考えている、日本一こだわりのある生協だと思っています。

 

子どもの離乳食の時期に、食べ物には配慮していこうと加入したのですが、組合員が主体になって運営していく生協なので、いろいろな活動があることを知りました。

 

そこが面倒くさいと、敬遠してしまう人もいるようなのですが、私はそこがスゴイと感動しています。(そこらへんの詳しいことはまた別に書きたい)

 

その頑固で堅実な理念と、食べ物の安全性はもちろん、扱っている食品の美味しさにはすっかりファンになってしまいました。

 

 

 

 運営側の活動にもちょこちょこと参加していた矢先、組合員同士の交流を深めるためのコミュニティづくりプロジェクトがある、という話を持ちかけてもらいました。

 

あくまで『組合員内』のことではあるのですが、チャンスの香り🌸がしました(笑)

 

 

生活クラブが好きという共通項を持った人たちとの活動ならぜったい楽しいし、なにより信頼できる人たちと集まってなにかできるということに、ワクワクが止らなくなりました。

 自分の思い描くコミュニティとマッチしそうな予感がしたんです。

 

 

ありがたいことにコミュニティのリーダーをさせてもらえることとなり、畑で野菜を育て、交流を深めるとともに、とれた野菜と生活クラブの食品とを合わせて野外調理して楽しむ会にしてみることとなりました。(これがまた、とっても楽しく盛り上がりました!)

 

 

 その頃、環境問題に対しとても危機感をおぼえ始めていたので、脱プラスチックにまつわるワークショップやエコ生活の情報交換なども同時に進めていくことにしました。

 

関心をもってきてくれた方たちは、純粋に問題解決のために行動したい、仲間と畑仕事するのが楽しそう!と、喜んできてくれた素敵なかたたちばかりで、とても心強いと感じました。

 

 

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環境に優しいバスボム(入浴剤)作りのワークショップ

 

 

畑のコミュニティのはじまりについて、次の記事で書きたいと思います

 

 

 

自給自足をめざす我が家の現在

 

現在の我が家の基本スペックはこんなかんじ

 

 

 

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夫の祖父母が昔農家だったので農地を自由につかえます

 

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 ↑ 窓の外に太陽光パネルがあり、室内のポータブル電源に接続されています。

蓄電されたポータブル電源にはコンセントが付いているので、すぐに家電も使えます

 

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現在、冷蔵庫のあった場所は手作り調味料の棚になっています

 

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フグリッドハウスで週末暮らしを企て中

 

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↑ 住宅街で雑草と鶏と仲良くしています。ソーラークッカーの『エコ作』もよく庭に登場するので、怪しまれがち。。。(笑)

 

 

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↑いつも野菜を購入させてもらっていた自然栽培農家さんのところでお手伝い

 

 

2年ほど前くらいから少しずつ、いろいろな人の暮らしを見て学び、ひとつひとつ取捨選択を重ねて、現在こんな感じの暮らしとなっています。

 

最初は家庭菜園も全くやったことがなかったし、冷蔵庫なし生活や鶏を飼うことなんて夢にも思っていない暮らしでしたが、人って変わるもんだなぁと自分たちでもびっくりしています。

 

まだまだ、車は2台、洗濯機にもガスコンロにも灯油ストーブにもお世話になりっぱなしですが、もっともっと消費することを減らし、いつも惜しみなく降り注いでくれる太陽光の力をもっと取り入れ、ローエネルギーでシンプルに暮らしにしたい。

 

 

 

コミュニティの運営

2020年5月~

呼びかけに応えてくれた仲間たちと畑を拠点に、集まって農作業や手仕事、自然遊びなどを楽しんでいます。

 

初めての試みに、運営や在り方で試行錯誤しつつですが、周りのひとの人柄に恵まれ、少しずつ理想のコミュニティが形作られています。

 

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はじめまして。

まずは自己紹介

 

はじめまして(*^-^*)

 

北海道のとあるまちの、普通の住宅街の普通の一軒家に住む主婦 かっちんと申します。

 

ちょっと天然系で優しい夫はサラリーマン。

小学2年生の男前な娘と、年少さんの癒し系息子の、ふたりのこどもがいます。

 

 

子どもを産んでから、 食の安全性や環境問題をとても深刻に捉えるようになりました。

 

根本的な解決は、ひとりひとりの暮らし方にかかっていると気が付き、経済や社会の大きな枠組みから少しずつ自立していけるよう、野良的な生き方を模索していきたいという思いに至りました。

 

なるべく消費をやめ、エネルギーの使用を抑えて、自然の循環に沿った暮らしにしていきたいと考え、夫に何度も思いを伝え、価値観をすり合わせながら暮らしのシフトを進め始めました。

 

 

ひょんなことから、『自給自足』の暮らしを目指しはじめた我が家。

 

このブログでは、『ふつう』の家族がいかに無理なく楽しく自給自足要素を暮らしに取り入れていけるか、実験、実践の日々を綴っていこうと思っています。

 

 

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